「職人の芸術作品って感じ」元サッカー日本代表・遠藤保仁がワールドカップで決めた「超精密FK」に再脚光! 決勝トーナメント進出を手繰り寄せる「歴史的一撃」の画像
ジュビロ磐田の遠藤保仁 撮影:中地拓也
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 ジュビロ磐田に所属する元日本代表MF遠藤保仁がかつて決めたFKに脚光が当てられた。

■デンマーク相手にFKを叩き込む

 1月28日は遠藤の43歳の誕生日。1998年に横浜フリューゲルスでプロキャリアをスタートさせた大ベテランは、今季で現役26年目を迎える。その遠藤に対して、現所属クラブである磐田やJリーグなど、いくつかの公式SNSアカウントが誕生日を祝っている。

 そんな中で、ワールドカップ(W杯)の日本語版公式ツイッターもメッセージを送った。同アカウントは、28日に「今日は遠藤保仁の43歳の誕生日!おめでとうございます! 2010年 #FIFAワールドカップ に放った美しい軌道のフリーキックは永遠に語り継がれるでしょう」と投稿している。

 またこの投稿には、遠藤がかつて決めたスーパーゴールの映像が添付された。その得点が決まったのは、2010年の南アフリカW杯グループステージ第3節デンマーク戦だ。日本は前半17分に本田圭佑の直接FKで先制点を奪うと、その後すぐに追加点を奪取する。

 前半30分、ゴールマウスから25mほど離れた場所でFKを獲得すると、今度は遠藤がキッカーを担当。比較的短めの助走から右足を振り抜きゴールを狙った。鋭いカーブがかけられたボールは壁の右側から巻くようにしてネットに突き刺さっている。

 この芸術的な直接FKでリードを広げた日本は、後半に1点差に詰め寄られながらも最終的に3-1で勝利。見事に2大会ぶり2度目の決勝T進出を果たした。

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