現地時間の1月29日21時(日本時間の1月30日5時)、サッカー日本代表・久保建英が運命の一戦を迎える。ラ・リーガ第19節として、レアル・マドリードと対戦するのだ。
久保にとって、レアルは古巣だ。2019年6月、それまでFC東京でプレーしていた久保建英はレアル・マドリードとの契約を発表。そのままマジョルカへレンタル移籍して経験を積んだ。翌20/21年シーズンもレンタルの形でビジャレアルとヘタフェでプレー。そして21/22年シーズンもやはりレンタルでマジョルカに所属していた。
その久保が、今季開幕を前に完全移籍を決意。22年11月のカタールW杯を前に退路を断つ形でレアル・ソシエダのユニフォームに袖を通すこととなった。そしてこのクラブで、ここまで主力選手としてチームの躍進をけん引。ソシエダは18試合を消化した現時点で3位につけているのだ。
今節戦うレアルは、17試合を消化して2位。その勝点差は「3」で、ソシエダが勝利すれば暫定的に勝点で並ぶこととなる。
この試合を前に、現地時間29日のスペイン紙『マルカ』は2位・3位の直接対決を特集。1面に両チームのキープレイヤーを1人ずつ並べた。レアルのそれはブラジル代表ヴィニシウス、そしてソシエダのそれが久保だ。「本当の挑戦」と銘打たれ、白熱した展開を期待している。
これには日本人ファンから、「これ凄いことだな!」「こっちが緊張してきた…怪我なく思いっきりプレーできますように!!!」「良き一面」などのコメントが出ていた。