■訪れたかったスタジアム
さて、2012年10月にアルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表がヨーロッパに遠征したことがあります。
10月12日にスタッド・ド・フランスでフランス代表と対戦。88分にカウンターから香川真司が決めて日本が1対0で勝利しました。
そして、翌日、日本代表はブラジルと対戦するため、ポーランド西部の都市ヴロツワフに向かいました(ブラジル戦は0対4の完敗でした)。
ヴロツワフには、ぜひ訪れてみたいスタジアムがありました。
2012年6月にポーランドとウクライナで共同開催されたEURO(ヨーロッパ選手権)でヴロツワフを訪れた時には時間の余裕がなくて見に行けず、残念に思っていたら、日本代表がヴロツワフに遠征するというので「今度こそは見に行こう」と思ったのです。
なにしろ、そのスタジアムは“世界で唯一”という歴史を持つスタジアムだったのです。