FIFAがピックアップしたネイマールの“日本での世界デビュー”に「これ生で見れたのめっちゃ自慢してる」 対峙した柏レイソルと増嶋竜也さんも反応の画像
ネイマールは日本を舞台に世界デビューを果たした 撮影:中地拓也

 FIFAはSNSで、日本を舞台としたブラジル代表ネイマールの世界デビュー動画を投稿した。19歳が見せたインパクト絶大のプレーへの驚きが広がるとともに、対戦したJリーグクラブと当時の所属選手も思い出をつづっている。

 FIFAは日本語版も含めたツイッター公式アカウントで、2011年のある動画を公開した。「印象に残るゴールシーン 2011年に日本で行われたクラブワールドカップで、すでにネイマールは異次元のプレーを魅せていました」。投稿での紹介にあるとおり、アップされたのは12年前の世界一を決める大会のワンシーンだ。

 日本がホスト国となった同年のクラブW杯で、開催国代表として出場したのが同年のJ1で優勝した柏レイソルだった。J2から復帰したばかりのシーズンにJ1を制した柏は、その勢いのままにオセアニア代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)、カリブ海・北中米代表のモンテレイ(メキシコ)を倒して準決勝へ進出。そこで待っていたのが南米代表のサントス(ブラジル)だった。

 まだヨーロッパへ飛び出す前の酒井宏樹らを擁する柏の野心は、いきなりくじかれた。開始19分に先制点を献上してしまったのだ。決めたのは、まだ19歳のネイマールだった。

 縦パスを受けたネイマールは、ペナルティーエリア手前でシュート体勢に入る。柏MF大谷秀和が猛ダッシュで守備に入り、スライディングで体を投げ出す。だが、背後から飛び出してくる大谷の動きも承知の上とばかりに、ネイマールはボールを柔らかくなでながらも鋭く大きな切り返しを披露。間を置かずに放った左足のシュートに、柏GK菅野孝憲は重心を崩されたまま見送るしかなかった。

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