イケメンや女子大生モデルを起用したJ3カマタマーレ讃岐のアイディアに「めちゃよい企画」と高評価! 「こういうの、めちゃくちゃカッコイイ PVみたいだし」など称賛の声の画像
カマタマーレ讃岐のマスコットキャラクター、さぬぴー 撮影:中地拓也

 J3のカマタマーレ讃岐が、オリジナル企画をスタートさせた。イケメンや美女が登場するおしゃれな動画とアイディアに、高評価の声が上がっている。

 2023年は、讃岐にとって節目のシーズンとなる。3年かけてJFLを勝ち抜き、Jリーグに初参戦したのが2014年。Jリーグで10シーズン目を迎えるのだ。

 Jリーグでの戦いはJ2からスタートしたが、現在はJ3で戦う。奇しくも讃岐がJリーグで戦い始めたのと同じ2014年に誕生したJ3への降格が2018年に決定。昨季も18チーム中17位と、4シーズン連続の2ケタ順位に終わった。

 Jリーグ10年目のシーズンに向けて、讃岐は力を込める。今季は、元日本代表で「頭脳派将軍」と呼ばれた米山篤志氏を新監督に迎えた。20日からはトレーニングキャンプに入り、開幕へと準備を進めている。

 また、ピッチ外でのクラブの体力づくりにも余念がない。今月から、『ユニ着用企画「街、人」』という企画をスタートさせたのだ。

 クラブがより多くの人々に応援されるには、さらに地元に浸透していかなければならない。そこで讃岐は、街にクラブの象徴であるユニフォームを融合させることを考え出した。

 シンプルではあるが、盲点を突いたアイディアだったと言える。スタジアムや、試合会場に至るまでの道のりでは多くのユニフォーム姿のファンを目にするが、ふだんの街中の風景になっているとは言い切れない。

 また、浸透させるための努力も感じられる。動画を用いてアピールしているのだが、その作品がおしゃれにできあがっているのだ。

 第1弾には、モデルとしても活躍するという異色の八百屋店主、原田維秀さんを起用。モデルをしているというだけあって立ち姿だけで目を引くイケメンだが、『原田商店』と店名が書かれた前掛けと、パーカーの上から来た讃岐の青と水色のユニフォームが非常によくマッチしている。さらに、青いフォルクスワーゲン・ゴルフの隣で店先に立つ姿が、ユニフォームと相まって風景に溶け込んでいるのだ。

 第1弾投稿の翌日には、すぐさま第2弾をアップ。この回では、昨年の香川大学キャンパスコレクショングランプリに選ばれた山口扇世さんを起用した。山口さんもラジオのパーソナリティの他にモデルも務めるとあって、海辺でユニフォームを美しく着こなしている。

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