■世界遺産の街
2013年に開催されたコンフェデレーションズ・カップの時には、メディアツアーで訪れたオウロ・プレットの思い出があります。ミナス・ジェライス州のかつての州都で、旧市街はユネスコの世界遺産にも登録されている街です。
ブラジル南部のミナス・ジェライス州は鉱業が盛んな州です。1695年に金鉱が発見され、その後、鉄鉱石やダイヤモンドやトパーズなどの宝石類と、さまざまな貴重な鉱物資源が発見されました。コーヒー栽培が盛んになる前にはミナス・ジェライス州の鉱業はブラジル最大の産業でした。リオ・デ・ジャネイロも、最初はミナス州の鉱物資源の輸出港として建設されたそうです。
ちなみに、先日亡くなったサッカーの王様ペレも、1940年10月にミナス・ジェライス州南部のトレス・コラソンエスという街で生まれました。