川崎フロンターレが3バックでの攻撃練習を行った。恩納村での合宿5日目、1月19日の午後練習でのこと。現時点では詳細は伏せるが、ボールを前線に運ぶ際に3枚の最終ラインを起点とした連携の確認だった。
川崎は前日の18日に今季初の紅白戦を行ったばかりだが、シュートまでの連携を確認した19日午前の練習に引き続き、オプションを増やす取り組みとなった。
鬼木達監督が求める完成型にどれだけ選手たちが近づけるのかについては今後を見守りたいが、選手たちに考える材料を与えるという意味で、急ピッチでチーム作りが進展している。
そうしたチーム状況について脇坂泰斗は、「意欲的にみんながやっている」と手応えを感じている様子。さらに、「消極的なミスより、意欲的なミスの方が、改善点がより分かりやすく修正しやすいし、それが良い方向に出ていければいいかなと思います」とも話す。
連日の二部練習で選手たちに疲労が蓄積されているはずだが、毎回の練習ごとに提示されるメニューに対し、全員が積極的に取り組み、問題点をあぶり出し、それをチーム全体で修正していく。脇坂の言葉からは、そんなチーム内の様子が伺える。また実際に、ピッチ内で選手同士が話す姿は頻繁に見られており、意見交換は活発のようだ。