1月10日、プレミアリーグのマンチェスター・シティが特別なデザインのユニフォームを発表した。それは、中国圏での旧正月に向けたものだ。
間もなく始まる、中国の春節。中国では新年を旧暦で祝うのだが、その大型連休が1月21日から始まる。コロナ禍前であれば、多くの人が移動するため日本国内でもこれを商機と捉えて多くの企業がその対応を取っていたが、マンチェスター・Cは今回、それをユニフォームで行った。
サプライヤーであるプーマとともに、中国の旧正月向けの限定新デザインを公表したのだ。この特徴は、「月」と「うさぎ」。今年、干支で卯年を迎えることから、クラブエンブレムを囲むようなうさぎのマークを用いている。
これらのユニフォームには以下のようなコメントが寄せられている。
「なぜこれが私たちの3つ目のキットじゃないの?」
「今年のユニフォームで一番いい」
「美しい」
「これは買いだね」
一方で、現在、クラブに中国人選手がいないことなどから、「かっこいいけど、なぜ?」といった疑問の声も上がっている。