世界最高峰の舞台で実現した日本代表同士のマッチアップが話題を呼んでいる。
■プレミアリーグで相まみえる
昨年の12月31日、プレミアリーグ第18節でブライトンとアーセナルが激突。ブライトンに所属する三笘薫は先発出場、アーセナルに所属する冨安健洋はベンチスタートとなった。
試合は首位のアーセナルが先行する。開始2分でリードを奪うと前半39分に2点目を決めて、後半に入ってすぐに3ゴール目を奪ってみせた。スコアが3-0になったところで、後半15分には冨安を投入している。
すると、ここから日本代表同士のマッチアップが何度かにわたって実現した。
まずは後半19分、冨安がトラップしたところを三笘がカット。三笘はすぐに味方へと渡してブライトンが攻撃に転じた。そこからパスをつないでいき、最後は三笘がペナルティエリア中央でパスを受けてゴールを奪っている。
後半25分には三笘が味方のロングボールに抜け出すと、冨安が背後から追いかけて体を入れるシーンが。ここは冨安がGKアーロン・ラムズデールと連係して守ってみせた。
また試合終盤には左サイドでボールを持った三笘とそこに対応した冨安による“にらみ合い”が発生。三笘はドリブル突破をしかけることなくバックパスを選択したが、この場面は日本のサッカーファンから大きな反響を呼んだ。