浦和レッズは、今シーズン限りでの引退を発表した槙野智章への感謝の動画を投稿した。ファンの反応は素早く、アップから4時間ほどで再生回数は10万回を超えた。
槙野は下部組織で育ったサンフレッチェ広島でプロデビューを果たしたが、一番長く所属したクラブが浦和だった。ケルンでブンデスリーガに挑戦したものの出場時間に恵まれず、2012年に浦和に加入した。それから10シーズン、浦和のために汗を流し続けた。
2021年シーズンを最後に浦和を離れたが、クラブもファンも背番号5への感謝を忘れてはいない。今月24日に現役引退を電撃発表した槙野のため、浦和はツイッター公式アカウントで感謝の動画を公開した。
1分半ほどの動画は、槙野の試合前のルーティンで始まる。手のひらを見つめてつぶやき、最後に手首につけた香水のにおいで心を落ち着かせる。
さらにプレー動画が続くのだが、ゴールシーンから始まるのが「DFW」と自ら名乗った槙野らしい。スタンドに向かい、大声で叫ぶ姿、全身で表す喜び、どの写真も槙野らしさが全開だった。
この動画に、ファンの間にも感謝の気持ちが広がった。
「浦和の漢」
「涙をこらえるのが大変ないい映像でした!」
「槙野さんのお陰で浦和レッズ好きになりました」
「俺にはありがとうしか出てこない。ずっと大好きな選手!」
「今度は槙野監督で! 浦和で会いましょう!」