12月22日夕方、J2に所属するジェフユナイテッド市原・千葉がツイッターのタイムラインを騒がせた。日本中を熱狂させた、“あの瞬間”をゲームにしたのだ。
「そろそろクリスマス」という言葉で始まるこの投稿に続くのは、「『1mmチャレンジ 』#ジェフィ バージョンへ 皆さんTRYしてください 1mmでとめられたら #ブラボー です」と書かれている。その下にはGIF動画が添えられている。
ピッチを真上から見たもので、ピッチ内からピッチ外に向かってゴールラインをまたぐようにジェフのマスコット・ジェフィの顔が動く。画面をタッチすればジェフィの顔が止まるのだが、その止める場所というのが、ゴールラインにギリギリ乗る場所。そう、“三笘の1ミリ”のポジションなのだ。
カタールワールドカップのグループリーグ第3戦でスペイン代表と対戦した日本代表は、前半のうちに失点。後半立ち上がりに堂安律のゴールで同点に追いつくと、さらに、三笘薫の折り返しを田中碧が押し込んで逆転した。その三笘が折り返した際、ボールが出たかどうかが世界的に話題になったが、検証の結果、1.8ミリだけラインにかかっていることが分かり、日本のゴールが認められていた。
ジェフのゲームは、その“1.8ミリ”だけ残せば成功というもので、見事に成功するとジェフィが「ブラボー」と叫ぶのだ。この言葉も、長友佑都が大会中に叫び続けて話題になったもので、W杯を完全にジェフ化したゲームなのだ。