フランクフルトに所属する長谷部誠が、クラブのSNSに鎌田大地とともに登場した。後輩をリードするように、流暢なドイツ語でファンサービスを行った。
フランクフルトは12月に入り、クリスマス向けのファンサービスを行っている。選手が2人で登場し、ファンへのプレゼントを選ぶという企画だ。
クリスマスまでのカウントダウンを楽しめるように、ウェブサイトの特設ページで1日に1つずつカレンダー上の扉が開き、どんなプレゼントがもらえるか明らかになる仕組みとなっている。17日には、長谷部と鎌田が登場。日本人コンビが「プレゼンター」となっていた。
最初こそ、その「扉」という単語を聞き返していた長谷部だが、本番がスタートすれば見事なドイツ語を披露。「親愛なるアイントラハトファンの皆さん、こんにちは」と、にこやかに語りかける。続いてファンにプレゼントするユニフォームを箱の中から引き上げるのだが、長谷部はここでも優等生ぶりを発揮。見事に背番号20が入った自分のユニフォームを引き当てていた。
プレゼント選びには続きがあり、壁際にある小さな穴に蹴り込んだボールの数だけ、ボーナスギフトを追加することができる。ここで登場したのが鎌田。「挑戦は3回?」などと尋ねる長谷部の横で、黙々と自分の仕事に励んだが、シュートは1本も決まらない。ファンの手に渡るのは長谷部が引き上げたユニフォームだけとなり、唇をかんでいた。