浦和レッズにエースが帰ってくる。12月17日、クラブは北海道コンサドーレ札幌への期限付き移籍から復帰することを発表した。
J1リーグ戦で480試合出場163得点を誇る元日本代表FWが、2年ぶりに浦和のエンブレムを胸に戦う。2013年に浦和に鹿島アントラーズから移籍すると、9シーズンで109得点をたたき出してきた。しかし、2021年シーズンは出場機会が限られた中で1得点に終わり、22年は恩師がいる札幌にレンタル。北の大地で21試合に出場して5得点を挙げていた。
クラブは来季からポーランド人のマシエイ・スコルツァ監督が指揮を執ることを発表しており、新しい船出を前にエースが復帰したことになる。興梠はクラブを通じて以下のコメントを発信している。
「浦和に帰ってきました。興梠慎三です。1つでも多くタイトルを取れるように、全力でチームのために頑張ります。引き続き、熱い声援をよろしくお願いします!」
同時に、チームは公式ツイッターに興梠のカムバック動画を投稿している。来季に着用する新しいユニフォームを着た興梠が埼玉スタジアムのピッチに立つ様子を収めたもので、なんと、投稿からわずか9分間で1万回の再生回数を超え、20分で3万回再生を超える反響となっている。