鹿島アントラーズは7日、韓国の漢陽工業高校からU-18韓国代表GKパク・ウィジョンが2023シーズンより加入することを発表した。
パク・ウィジョンは192センチの体躯を誇る大型GKで、U-15からU-18まで韓国の年代別代表に名を連ね続けている。利き足は左で、クラブによるとビルドアップ能力も高いようだ。この特徴に関しては、サポーターから「どんな選手か楽しみ」という声が寄せられた。
Jリーグでは韓国人GKが多くプレーしているが、その代表格のひとりが2017年から鹿島でプレーするクォン・スンテ。ファンからは「スンテから色々学んで成長してほしい」との声も挙がっている。
また、注目を高めたのが、クラブがツイッター公式アカウントにアップした動画だ。加入発表と同時に公開された映像の中で、期待の新星は、流暢な日本語で自己紹介。「みなさん、こんにちは」という挨拶とお辞儀とともにコメントを始めると、そこからも日本語で話し続けた。
「来年、鹿島アントラーズに加入するパク・ウィジョンと申します。高校卒業と同時にJリーグの名門である鹿島アントラーズに加入することになって光栄に思っております。鹿島アントラーズにふさわしい選手になれるように、常に献身・誠実・尊重、この言葉を肝に銘じ、日々謙虚に努力しますので、応援よろしくお願いします」
さらには自身の持ち味と目標も日本語で語り、最後だけは「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と韓国語で挨拶して、コメントを締めくくっている。