■決めたかった三笘のシュート

後藤「もしもこの試合に勝って、あるいは4年後にベスト8に進んだとしても、その先まで勝っていくというのはグループステージでドイツやスペインに勝つのとは、全然違う仕事だよ。本当に底力をつけなければ、どうにもならないでしょうね」

大住「調子が悪い中でも前半の終盤に先制したのだから、後半にドイツ戦とスペイン戦のように攻撃のギアを上げられていれば勝ち目はあった。この大会では毎試合1点失点しているんだけど、それは仕方がない。日本は2点取れる攻撃を出していかないといけなかった。この試合では2点目が遠かったよね」

後藤「でも最後に三笘薫がシュートを打つ場面があったて、あそこで取れていてもおかしくなかったよ」

大住「板倉滉が出場停止だったのは、痛かったね。守備のバックアップがほとんどいない状態だったから。板倉がベンチにいるだけで、選択肢が変わってくるんだよね。クロアチアがあれだけ割り切ってクロスを入れてくるんだったら、板倉がいればCBに入れて、冨安をサイドバックに回す4バックにもできたし。冨安をウィングバックにしていたら、同点ゴールはなかったかもしれない」

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