サッカー日本代表、PK戦へともつれ込む激戦の末、ベスト8を逃す。先制するも追いつかれてクロアチアに惜敗の画像
日本代表とクロアチア代表の対戦はPK戦にもつれ込む激戦となった 写真:森田直樹/アフロスポーツ

■12月5日/カタールW杯 決勝トーナメント・ラウンド16  日本代表 1-1 クロアチア代表(PK:1-3)(アルジャヌーブスタジアム) 

 サッカー日本代表は現地時間5日、カタール・ワールドカップのラウンド16でクロアチア代表と対戦。1-1の末にもつれ込んだPK戦で敗れ、目標のベスト8進出はかなわなかった。

 序盤には前線から圧力をかける場面もあった日本だが、クロアチアにボールを持たれても無理をせずに守備の組織を保つことを優先する。開始8分にロングボールで最終ラインの裏を取られてピンチを迎える場面もあったが、無失点のまま時間を進めていく。

 攻めに移っても前線に人数が少ないためにボールを失う場面が続くが、伊東純也がGKと最終ラインの間に低く速いクロスを狙うなど、ゴールへの糸口を探る。

 ここまでなかなかチャンスに結びつくことがないセットプレーだったが、CKやFKでは工夫を入れるなど、やや変化を見せる。すると、そのセットプレーで日本が先制に成功。前半43分、ショートCKからボールをゴール前に贈り込むと、相手DFがクリアミス。こぼれ球を前田大然が蹴り込んだ。

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