■12月3日/カタールW杯 決勝トーナメント・ラウンド16 オランダ代表 3ー1 アメリカ代表(ハリファ国際スタジアム)
カタールワールドカップ(W杯)は決勝トーナメントの舞台に突入。最初にラウンド16を戦ったのはオランダ代表とアメリカ代表だった。
この試合では、2勝1分けでグループAを首位通過したオランダの“型”がまたも炸裂。一貫した戦い方で試合の流れをつかみつつ、アメリカを下して8強へと駒を進めている。
オランダの用いる戦術で最も特徴的なのがプレッシングだ。5-3-2の陣形で敵陣から圧をかけていくのだが、3センターは相手の中盤をマンツーマンで捕まえるので、基本的に中盤の陣形は崩れがち。その中盤へとボールを誘い込むのが2トップである。
この試合で最前線に入ったメンフィス・デバイとコーディ・ガクポは相手CBに対して外側からプレス。人を捕まえている中盤にボールをおびき出し、中のレーンで絡めとる。代表チームではなかなか見られない、「2トップの外切りプレス」と「中盤マンマーク」を組み合わせた特殊なプレッシングをグループステージに引き続いて採用し、アメリカを苦しめた。