■ドバイの日本食店と比較してみると…
ちなみに店員さんに尋ねてみると、一番人気は「天ぷら弁当」だという。79QAL(約2923円)とカツとほぼ同じ価格設定だが、見た目はそれ以上に豪華。
仕出し弁当のような容器に、天ぷらと鳥の照り焼きのダブルメインが鎮座。さらに、ガリと煮物までついている。
天ぷらは2尾のエビに加え、ピーマン、オニオン、ニンジンと野菜天がついており、どれも衣がサクサクだ。海老天は衣が多めだが、味はこれも日本とほぼ同じ。めんつゆで食べれば日本を思い出す。
鳥の照り焼きは味が薄めだが、しょうゆのような味わいがうれしい。なお、煮物はニンジンと枝豆なので、サヤインゲンと間違えて勢いよくかまないでほしい。
他にも、寿司やラーメンなど、メニューも多種多彩。さらにテイクアウトもしているので、日本食が恋しい人は店内で食べたうえでさらにホテルやビラに持ち帰ることも可能だ。
豚肉やアルコールが使えない国でどのような日本食が食べられるかと思い、11月17日に行われたカナダ戦を取材する際にドバイでも実食調査。当初から比較を考えてショッピングモールに入っている店をチョイスしていたが、サンプルは少ないもののドーハの方が味は本格的だ。
日本の次なる試合は12月5日のクロアチア戦。現地入りしている方は、ゲン担ぎメニューも含めて、ぜひこの店の味を堪能してほしい。