韓国代表FWソン・フンミンの試合後の涙姿をガーナスタッフが撮影した瞬間が捉えられ、海外メディアから批判が集中している。
■失意のソンに写真撮影要求
カタールW杯のグループH第2戦、韓国代表対ガーナ代表が11月28日に行われた。ともに初戦で勝利できなかったチームの対戦となったが、ガーナが前半を2点のリードで折り返す展開に。負けられない韓国は、後半13分、同16分とチョ・ギュソンが立て続けにゴールを決めて同点に追いつく。
しかし、韓国が追いついた時間はわずか7分だけだった。後半23分、ガーナ代表モハメド・クドゥスが勝ち越しゴールを決めるのだ。試合は3-2でガーナが1点をリードしたまま推移し、試合終了のホイッスルを聞くこととなった。
勝点3を積み上げたガーナはグループ2位に浮上したものの、韓国は1敗1分で決勝トーナメント進出へ黄色信号が点灯することに。韓国のエースであるソン・フンミンも試合後に落胆を隠せなかっ。
その際に、それは起きた。試合後に選手たちが健闘を称え合う中、3人のガーナ代表スタッフがソンの元へと歩み寄る。そして、涙する韓国代表エースを、スマートフォンを片手に自撮りで写真撮影したのだ。
米メディア『ESPN』の公式ツイッターがこのシーンの画像を「ガーナコーチの1人が試合後にソン・フンミンとセルフィーを撮った」のコメントととともに公開。この投稿には、行動を批判する意味のいいねが7万以上つき、「馬鹿げている」や「これはない」などのコメントが寄せられている。