■メガネ姿の長友は、冷静な表情で言葉を発した
そして、さらに多くの激励の声が寄せられているのが、映像のラスト、日本代表が宿舎でスペイン対ドイツ戦を見終わったあと、長友がボソッと一言を発する場面だ。
あまり印象がないメガネをかけた姿の長友は、部屋を出て行こうとする瞬間に、極めて冷静な表情と声でこう言った。
「勝てばいいってことや……」
初戦のドイツ戦の勝利後、大興奮で「ブラボー!!」を連呼していた男と同一人物には思えないほどの冷静さから発せられた「シンプルな答え」。これには、
「最後の長友の一言、背中、カッコよすぎだろ…」
「いろんな意見あるし、難しい戦いかもしれないけど、長友選手が言うように『勝てばいい』ってこと!!!!」
「長友の『勝てば良いってことや』。これに尽きる。スペインに勝って、結果で見返してやれ!」
「長友とかいう漢、熱すぎるよ」
「長友さんよ そんな簡単に言っちょるけど、 信じていいんだな?」
「最後のメガネのおじさん、良いこと言うな〜」
といった熱い激励の声が多数寄せられている。
森保ジャパンを牽引してきた南野。そして長友に関しては、2008年から15年間も日本代表で活躍を続けてきた。集大成になるであろうカタールW杯、それがグループリーグ敗退で終わっていいわけはない。奇跡を起こし続けてきた男の大舞台での「有言実行」が見てみたい――。