元ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガー氏が、日本代表戦で芳しくないパフォーマンスを見せた母国選手を批判した。
■「非常に非常に酷い」
日本代表は、カタールワールドカップの初戦でドイツ代表に2−1で勝利。この「ドーハの歓喜」には日本のみならず、世界各国から称賛の声があがった。
一方、ドイツでは自国の選手に対して批判の声が挙がっている。
その中で、元ドイツ代表のシュヴァインシュタイガー氏は、良くないプレーを披露した母国選手2名を名指しで糾弾。ドイツのTV『ARD』で日本戦のコメンテーターを務めた際、「ニクラス・ズーレとレオン・ゴレツカのプレーに注目しよう」とコメント。「私はこういうのは好きではない。これは良くない。非常に非常に酷い」と1失点目の問題点を挙げた。
そのときの状況について「ニクラス・ズーレはDFだ。1対1の状況では、中央に走らせてはいけない。中央を閉じて、そこを突破されてしまった。これはあまり起こらないことだ。この状況で彼(三笘薫)に中央へのチャンスを与え、パスを通された。ゴレツカはその後にカバーに行かず、止められなかった」と、ズーレとゴレツカの守備に問題があると指摘した。
また、浅野拓磨の決勝ゴールについても、「ボールから離れたDFは、いつも正確に2人のCBが何をしているのか見なければいけない。ニクラス・ズーレは彼(シュロッターベック)が(相手を)外に追いやろうとしたことを見ていないといけない。サイドバックは決してミスをしてはいけないのだ」などと、ズーレのディフェンスを批判している。