「今日の埼スタでの出来事は一生忘れない」元サッカー日本代表MF長谷部誠が、浦和レッズとの"凱旋試合"に感動を伝える! ファンからは「私もぐっときました」「日本人の誇り」の声が届くの画像
国内外でファンから愛され、尊敬を受ける長谷部誠 撮影:中地拓也

 フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が自身のインスタグラム公式アカウントで、浦和レッズでの凱旋試合について感動をつづった。その言葉に、ファンも感謝の言葉で応えている。

 フランクフルトは15日に来日。16日には、浦和と親善試合を行った。

 浦和のファンにとって最大の注目は、何と言っても長谷部だっただろう。長谷部は2002年に藤枝東高校から浦和に加入。ルーキーイヤーこそリーグ戦での出場機会はなかったものの、プロ2年目の2003年からは主力としてプレーし、2006年のリーグ制覇に貢献するなど活躍した。

 2008年には、ドイツへの挑戦を決めた。1月に移籍したヴォルフスブルクではいきなりブンデスリーガ優勝を経験。その後、2013年9月からニュルンベルクでの半年間を挟んで、2014-15シーズンからはフランクフルトに所属。今季でフランクフルトでは9シーズン目に入るが、間違いなくプロとして歩み始めた長谷部を育み、その後の成功へとつなげたのは浦和だったのだ。

 浦和にとって誇るべき選手の凱旋に、スタジアムには多くのファン・サポーターが集った。試合はもちろん盛り上がったが、ハイライトは試合後だったかもしれない。

 負傷を抱えていた長谷部は、交代出場で埼玉スタジアムのピッチに立った。そして試合後、歓声を送るファンの前で場内を一周したのだ。浦和に所属した頃のチャントが歌い上げられるなど盛り上がった時間は、長谷部にとっても感動的だった。

 長谷部は、スタンドに向けて手を振る自身の写真をインスタグラムで投稿。「今日の埼スタでの出来事は一生忘れない」と書き出した。

「懐かしいチャント、数えきれないほどの方々が掲げてくれた僕のユニホーム、試合後にスタジアムを一周した時は心が震えました。心から、ありがとう」

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