サッカー日本代表FW三笘薫がカタールワールドカップに向けて意気込みを語る 「世界に日本の力を示すには良い機会」「ベルギーに借りを返したい」 クラブが特別インタビューの画像
ワールドカップでの活躍が期待される三笘薫 撮影:中地拓也

 イングランド・プレミアリーグのブライトンは、三笘薫のインタビューをSNSで公開した。この動画で同選手は、カタールワールドカップへの意気込みを語っている。

 三笘は昨年8月、川崎フロンターレからブライトンへ加入した。ただし、昨シーズンはベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへと期限付き移籍。そこでゴールも決めるなどしっかり結果を残し、今シーズンはブライトンの一員としてプレーしている。

 ヨーロッパで経験を積むとともに、日本代表でも存在感を強めてきた。ワールドカップのアジア地区最終予選でも、アウェイでのオーストラリア代表戦で交代出場から2ゴールを決め、勝利と本大会出場決定に大きく貢献。11月1日に発表されたカタール・ワールドカップに挑む日本代表26人の中にも入り、期待はさらに高まっている。

 ブライトンとしても、世界の檜舞台にクラブの一員を送り出す栄誉に浴することになる。現地時間16日には、インタビュー動画をツイッター公式アカウントで公開した。

 イングランドの人々にとっては、日本は異国。サッカーやW杯がどのような存在としてとらえているのか、興味があるのだろう。三笘に、W杯に向けての盛り上がりについて尋ねている。

 同選手は、開幕前からサッカー熱が高まっているわけではないことを説明。一方で、「いつもそうなんですけど、大会が始まれば盛り上がる国民性なので、どんどん試合が進むにつれて盛り上がっていくと思います」と話している。

 話題は三笘自身のW杯との思い出に移る。2002年の日韓大会について問われると、「初めてW杯を見て、日本がこんなに盛り上がっているというのを感じてサッカーが好きになったので、すごく覚えています」と、5歳で目にした世界最大のスポーツイベントについて語っている。

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