「ギリギリなんとか滑り込んだ」サッカー日本代表・久保建英が語るカタールワールドカップへの道のり。それでも、「この場に立っていることがすべて」と言い切る自信の画像
ドーハ市内で練習するサッカー日本代表・久保建英 撮影:中地拓也

 カタールワールドカップ・ドイツ戦を翌日に迎えた11月22日、サッカー日本代表久保建英が取材に応じた。

 初めてのW杯、そして初戦にして強敵が相手というシチュエーションながら、「非常にリラックスできている」と話す久保。所属クラブでも結果を出し続けた好調な状態での本大会突入だけに、それも納得できるものがある。

 しかし、ここまでの経歴について聞かれると、「そんなに順調じゃなかった」と言い切った。このカタールワールドカップの日本代表メンバー入りについても、「ギリギリなんとか滑り込んだ感覚がある」という認識だという。

「W杯の開催された時期」が追い風になったと考えているようで、つまりは、今夏から所属しているレアル・ソシエダでの活躍があればこそ、召集されたと思っているようだ。レアル・マドリードから完全移籍という退路を断った決断を経て、今季はクラブで主力の地位を確立。その輝きを存分に放っている。

 これまでスペインの地でいくつものクラブを渡り歩き、フィットするのに苦しんできたからこそ、自身について、「本当にいろいろと持っているな」と言ってみせた。

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