バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケが、現役ラストマッチで思わぬ結末を迎えた。
■ハーフタイムに退場
バルセロナは11月8日、ラ・リーガ第14節でオサスナと対戦。先日に引退を発表し、この試合が現役ラストマッチであったピケはベンチスタートとなっていた。
クラブのレジェンドを勝利で送り出したいところだったが、バルセロナは開始早々に失点する。さらに前半31分、ロベルト・レバンドフスキが2枚目のイエローカードをもらって退場。1点ビハインド&エース退場という、予期せぬ形で前半を終えた。
すると、ベンチに入っていたピケが、ハーフタイムの間に主審へ抗議。アディショナルタイムが少ないとして、異議を申し立てたという。スペインメディア『マルカ』によると、このときの物言いがかなりひどかったらしく、ピケはレッドカードを提示されて退場。ラストマッチでプレーすることなく、思わぬ形で現役生活に終止符を打った。
なお同選手にとっては、この退場がバルセロナで11回目。『マルカ』によると、レジェンドである元ブルガリア代表FWフリスト・ストイチコフと並び、クラブ史上最多退場選手になったようだ。