■11月8日/ブンデスリーガ第14節 シュツットガルト2ー1ヘルタ
カタールワールドカップを控えた中で、森保ジャパンに激震が走った。ブンデスリーガに出場したサッカー日本代表MF遠藤航が脳震とうのため途中交代でピッチを去ったのだ。
それは後半32分のこと。セットプレーの守備時にゴール前で相手選手と競った遠藤だったが、その際、後方から頭部にぶつかられ、そのまま倒れ込んでしまったのだ。一時的に意識を失い、そのまま担架で運ばれることに。クラブは「ワタルはピッチ上で意識を失っていたが、救急車では反応があった」と公表している。
また、ミヒャエル・ヴィマー暫定監督は病院で検査を受けた遠藤の脳震とうが軽いものではない可能性があることを地元メディアに話したとの報道もあり、現時点で詳細は分からないものの、不安が残る状況だ。
この試合で、遠藤は先発出場していた。なお、チームメイトの伊藤洋輝も先発し、フル出場している。
ヘルタ戦後、シュツットガルトは公式ツイッターを更新。ロッカールームに集まった選手が遠藤にエールを送る画像を投稿している。中央には遠藤が背負う「3」のユニフォームが掲げられ、「遠藤キャプテン、チーム一同心よりお祈り申し上げます。お早い回復を願っております!!!」とメッセージをつけている。