「ダメだ泣くわこんなん。。。」川崎フロンターレの選手とサポーターがFC東京戦後に「悔し涙のバラバラ」! 味の素スタジアムで見せた「絆の動画」が即5万回再生!の画像
前半に先制ゴールを決めた瞬間の川崎フロンターレMF脇坂泰斗 撮影:中地拓也

■11月5日/明治安田生命J1第34節 FC東京2ー3川崎フロンターレ(味の素)

 川崎フロンターレが意地を見せた。逆転優勝をするためには勝利が必須条件で、さらに、首位の横浜F・マリノスの黒星が求められた。横浜が引き分けた場合、川崎はこの試合で現実的ではない得点が必要だったからだ。

 その試合で前半19分に先制する。脇坂泰斗が鮮やかなミドルを決めたのだ。しかし、直後にGKチョン・ソンリョンが一発退場。前半を何とか無失点で折り返したが、後半2分に失点。数的不利での失点で、勝利は遠のいたかと思われた。

 それでも後半16分に追いつく。奇跡を手繰り寄せながらも同29分に再び失点し、試合はイーブンに戻される。ところがそのわずか1分後、3点目を奪ってみせた。オウンゴールではあったが、前に出る姿勢がもたらした勝ち越し弾だった。そして試合はこのまま終了。苦しい試合を何とか制し、優勝のために自分たちの条件は満たしたのだ。

 しかし、他会場で横浜FMが勝利。川崎の劇的な勝利は、水泡と帰す白星となってしまった。試合後、サポーターへとあいさつに向かう選手たちの表情は暗く、目を真っ赤にする選手も多くいた。3連覇という最大の目標を達成できなかった悔しさが、涙に変わったのだ。

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