■ドイツ戦の布陣が見えてきた
――カナダ戦の使い方は、どのように使うべきでしょうか。
大住「初戦のドイツ戦の約1週間前だから、カナダ戦の時点でトップフォームじゃなくてもいいと思うけど、ワールドカップで戦う相手の強さや速さにある程度慣れておかないといけない」
後藤「23日にトップになるために、この選手は60分、30分と見極めをしながらカナダ戦を戦う」
大住「そういうことだよね」
――初戦のドイツ戦が見えてきたような気がします。
大住「本当?(笑)」
後藤「僕は見えてきたよ」
大住「GKはどっちかな。シュミット・ダニエルでもいいように思うけど」
後藤「甲乙つけがたいよね」
大住「気迫や、シュートに対する反応だと権田修一が上かもしれないけど、ゲーム全体の流れの中でボールを受けてさばくことを考えると、シュミットが上かもしれない。本当に甲乙つけがたいね。ただ、川島永嗣が第3GKということは間違いないと思う」
大住「ということは、川島の責任はすごく大きいよね。同じくベテランの吉田麻也や長友佑都も、そう。長友はもしかしたら、あまり出番は多くないかもしれないけど」
後藤「冨安健洋が左サイドバックもできることになったからね。過去、日本代表の最終ラインにこれだけ高さのあるDFが並んだことはないよ」
大住「中山雄太だって、180センチを超えているしね」