■「これ見てガチで泣いた」

 最後、拡声器を持った38歳は、「みんな、いいかい⁉」と大きな声を発すると、自らのチャントを高々と歌い始めた。サポーターもそれに大声と手拍子で応えた。

 その後、等々力のトラックを歩いて帰るのだが、その際に思わず号泣。人目もはばからず涙を流している。この一連を映像に収めていた川崎フロンターレは、公式ツイッターでその様子を公開。サポーターへの挨拶部分はかなりカットされているが、それでも、熱い気持ちと男泣きするほどのクラブ愛を感じることができるものとなっている。

 当然、SNS上にも感動のコメントが寄せられていた。
「休憩室で泣いた。てか泣いてる」
「やべー これ見て泣いてしまった」
「テセさんのこういうところがスキだなぁ」
「やはり思い入れが違うよね 分かるなぁ」
「こういうシーンを見ると、やはりもらい泣き…涙腺がますますゆるむ年代になってしまった」
「本当に愛されていたんだなぁ」
「これ見てガチで泣いた」
「こんなにパワフルなのに愛おしい選手は中々いないと思う」

 さらに、自らもこの投稿を引用リツイートする形で、「自分を見て自分が泣いてる。。。もう戻れないのか。。。」と寂しがっていた。

 選手である以上、避けては通れない現役生活との別れ。それぞれが紆余曲折しながらどこかでピッチを去ることになるが、川崎サポーターは等々力から巣立った選手のことを忘れはしない。そして、“鄭大世・第2章”がうまく行くことを願っている

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