ルーキーが見せた熱いプレーにスポットライトが当てられた。
■ラストプレーでピンチ防ぐ
ファンから注目を浴びているのは１０月２２日に行われたＪ１リーグ第３１節の延期分、清水エスパルス対ジュビロ磐田でのラストプレーだ。１－１で迎えた後半５１分、清水がロングカウンターを仕掛けると、左サイドに抜け出したＦＷチアゴ・サンタナにボールが渡る。同選手はトラップと同時にペナルティエリア左に侵入してゴールに向かおうとしたが、ここに駆けつけたのが磐田のＭＦ古川陽介だ。
動画を少し巻き戻してみると、敵陣にいた古川は自陣へ全力でスプリントしており、フリーのチアゴ・サンタナに向かって猛烈にプレスバックしていたことが分かる。その直後にはペナルティエリア内で粘り強い守備を見せてピンチを阻止。体を寄せてチアゴ・サンタナのドリブルをブロックし、土壇場での失点を防いでみせた。そしてボールがゴールラインを割ったところで試合終了。古川の好プレーもあり、ゲームは１－１で幕を閉じた。
ルーキーによる気持ちのこもったラストプレーを見たファンからは、数多くのコメントが寄せられている。
「こういう気持ち大事！」
「ノーファールでトップスコアラーの突進を止める、ここ２試合で１Ｇ１Ａ高卒ルーキーＦＷ！」
「ナイスプレーだったよ、古川くん」
「こういう選手大好きだわ正直」
