横浜FCの元日本代表MF中村俊輔の引退に際し、サプライズで労いの言葉が送られたようだ。
中村は10月23日に行われたJ2リーグ最終節のロアッソ熊本戦(アウェイ)でスタメン出場。現役最後のこの試合で後半15分までプレーし、輝かしい26年間のプロキャリアに終止符を打った。さらにチームは4-3での逆転勝利を収め、中村の引退に花を添えている。
すると試合後、羽田空港まで戻る飛行機でサプライズ。横浜FCサポーターも多く搭乗していた中、機内アナウンスで、クラブのJ1昇格と中村に向けて労いの言葉が送られたという。
音声データは既に削除されているものの、そのときの言葉をクラブ公式ツイッターが公開。アナウンスを担当した副操縦士は元日本代表MFに向けて、「中村俊輔選手が現役最後の試合とのことでした。私はサッカーはもっぱら見る専門ですが、テレビの前で何度も応援させていただきました。26年にも及ぶ現役生活、本当にお疲れ様でございました」と残したようだ。
また横浜FCによると、このアナウンスが響き渡った機内は拍手に包まれたとのこと。ツイートには、航空会社ソラシドエアから「横浜FCの皆さま ソラシドエアへご搭乗いただきありがとうございました また今シーズンのご活躍、お疲れ様でした! 中村俊輔選手のご勇退、来年のJ1昇格と節目のタイミングに巡り合えましたこと、とても嬉しく思います」とリプライが送られている。