アーセナルの“極上パスワーク”によって生み出された9年前のスーパーゴールがまたしても注目を浴びている。
■最高級のパスワークが生んだゴラッソ
『ESPN FC』公式ツイッターは、「2013年のこの日、ジャック・ウィルシャーがプレミアリーグ史上最高に数えられるゴールを決めた」というテキストとともに動画を投稿。2013-14シーズンのプレミアリーグ第8節アーセナル対ノリッジ・シティにて、アーセナルMFジャック・ウィルシャーが奪った得点を紹介している。
元イングランド代表MFがフィニッシュさせたスーパーゴールは前半18分に生まれた。
まずは敵陣左サイドでボールを持ったサンティ・カソルラがカットインして、左ハーフスペースにいたウィルシャーへ預ける。これを受けたウィルシャーは、カソルラへリターンパスを出してゴール方向にランを開始した。その間にボールをもらったオリヴィエ・ジルーは、ペナルティアークに入ったウィルシャーにワンタッチでフリック。背番号10はこのパスをジルーにダイレクトで返すと、ジルーも再びダイレクトでリターンする。このボールはゴール前に抜け出したウィルシャーの下へ行き、最後は10番が落ち着いて流し込んでゴールイン。極上のパスワークによって歴史的なスーパーゴールが誕生したのだ。