中村俊輔からスパイクをプレゼントされた「10歳の少年」は「アーセナルDF」へと成長していた! 今季限りの引退で「2006年の出来事」に再脚光の画像
2006年、当時10歳の少年にスパイクをプレゼントした中村俊輔(横浜FC) 撮影:中地拓也

 今季限りでの引退が発表された、横浜FC中村俊輔。元日本代表MFの引退報道を受けて、SNSでは、セルティック時代の“ある出来事”が再び注目を浴びている。

■少年にスパイクを贈呈

 現在横浜FCに所属する中村俊輔は、2005年7月~2009年7月までセルティックでプレー。その左足から繰り出される魔法のようなキックで、スコティッシュ・プレミアシップやチャンピオンズリーグ(CL)などで躍動した。当時の輝きは退団から13年経った今でも色褪せることなく、セルティックのレジェンドとして名を刻んでいる。

 今季限りでの引退発表を受け、現在SNSでは1本の動画が再び話題になっている。その動画が撮影されたのは2006年。このときセルティックに所属していた中村は、本拠地セルティックパークにて、下部組織に所属する選手とトレーニングセッションを行っていた。そしてトレーニングが終わったあとには「これ、もういらないから。今日1番いいプレーしていた彼」と言って、自身のスパイクを1人の少年にプレゼントしたのだ。

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