日本のサッカー界に大きな足跡を残した中村俊輔が引退を決断した。10月18日に、所属クラブであるJ2横浜FCが発表。日本中に衝撃を与えた。
現在44歳の中村は、これまでさまざまなリーグで活躍してきた。Jリーグ、セリアA、スコットランドリーグ、そして、ラ・リーガ。日本代表での活躍は言うに及ばずで、刻んだ記録は98試合24得点。ワールドカップには2006年大会と2010年大会に出場している。
そんな中村のプロ入りクラブにして、最も多く試合に出場したのが横浜F・マリノスだ。この古巣クラブが、偉大なレジェンドにはなむけの動画を公開した。
映像は、背番号10のユニフォームを着用した姿から始まる。「10」にフォーカスした画像、笑顔で仲間とハグをする姿、思い切り叫ぶ姿など、さまざまな写真に続いて、入団後の2年間背負っていた「25」時代のキック映像が流れる。
もちろん、1999年以降に任された背番号「10」のプレー映像も満載。直接FKを決めた場面、ペナルティエリア内で相手選手をフェイントで交わしてからの豪快なミドルゴール。そして、海外でのプレー経て再び入団した横浜での姿も収められている。ユアテックスタジアムでベガルタ仙台を相手に決めたアシストも観ることができる。この動画は114万回もの再生回数となっている。