■2度目は低い弾道!

 さらに、フランクフルトにチャンスが訪れる。後半25分、コロ・ムアニがペナルティエリア内でファールを受けて、相手選手の退場と同時にPKを獲得。ここで再びキッカーを任されたのが鎌田だ。1点目とは違い、今度は左下の隅に低い弾道のキックで蹴り込み、今季6得点目を決めて見せた。

 その後、フランクフルトはさらに追加点を奪って5-1で大勝。鎌田個人としても、チームとしてもうれしい結果となった。

 この活躍に、ネット上では称賛の声が挙がっている。
「PK任されてホントにチームの中心」
「え、鎌田ってPKも任せられてるのか すごいな」
「PKやり直しで決めてくれてよかった~」
「だって何考えてるか全く分からん顔してるやん笑笑」
「うめぇなあ」

 PKの蹴り直し役、さらには、1試合2度のPKという難しい役回りではあったものの、相手に心の内を読ませない無表情のままに2度のチャンスをきっちりと決め、さらに信頼を得る結果となった。

 カタールワールドカップに向けて、ますます調子を上向きにしている鎌田。さらなる活躍が期待できそうだ。

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