横浜F・マリノスに所属するFW仲川輝人がジュビロ磐田戦で力強いドリブルを披露した。
■片方のスパイクが脱げても止まらない
仲川は10月12日に行われたJ1リーグ第27節延期分の磐田戦でスタメン出場。チームが勝利したうえで同時刻開催の川崎フロンターレが引き分け以下なら優勝という、重要な一戦でピッチに立った。
すると0-0で迎えた後半8分に話題のシーンが訪れる。敵陣左サイドでボールを持った仲川は、加速して磐田MF山本康裕をかわして一気にペナルティエリア前まで進撃。そのあと西村拓真に預けると、ボールは西村から藤田譲瑠チマに渡り、最後はレオ・セアラがペナルティエリア左に抜け出してクロスを上げたがブロックされてCKになっている。
この攻撃の流れにおけるきっかけを作った仲川のドリブルをよく見てみると、山本をかわしたあとに右足かかと付近を軽く踏まれてスパイクが脱げていたことが分かる。それを気に留めることなく、ソックスでドリブルを続けたことによってチャンスにつながっていたのだ。
この背番号23の力強さに、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーが反応。おなじみの「ワッキーチョイス」で取り上げて、ツイッターにて「仲川輝人 片っぽスパイク脱げながらドリブル、そしてとられない」と綴った。
そのツイートを動画とともにJリーグ公式ツイッターが紹介すると、ワッキーは「この人の場合 両足脱げてもとられなそう」と引用リツイート。また、ファンからは「倒れれば普通にファウル貰えるけど、ここで止まらないのがテルらしいしマリノスらしいわ」という反応が寄せられた。