バルセロナが2シーズン連続のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ敗退の危機となっている。UEFAヨーロッパリーグ(EL)行きの可能性が高くなっている。
■壮絶な打ち合い
CLグループC第4節、バルセロナ対インテルが現地時間10月12日に行われた。試合は3−3のドローに終わっている。バルセロナではジェラール・ピケやセルヒオ・ブスケツ、ロベルト・レバンドフスキやハフィーニャなどがスタメンに名を連ねた。一方、インテルではラウタロ・マルティネスやハカン・チャルハノール、ニコロ・バレッラなどが先発出場した。
均衡が破られたのは前半40分。セルジ・ロベルトがペナルティエリア右からグラウンダーのパスを供給すると、ウスマン・デンベレがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。
バルセロナが1点リードで前半を折り返すが、後半5分にバレッラの強烈なシュートがゴールに決まり、インテルが同点に追いつく。そして後半18分、チャルハノールの右からのロングボールにペナルティエリア左でマルティネスが胸トラップし、さらにエリック・ガルシアをかわして右足一閃。ボールは左ポストに当たってゴールに吸い込まれた。
勝ち越しに成功したインテルだったが、バルセロナが後半37分にレバンドフスキのゴールで同点。2−2の同点で迎えた後半44分、マルティネスのスルーパスに反応したロビン・ゴセンスがダイレクトでゴールを決めて、インテルが試合終盤に再び勝ち越しに成功した。