■10月9日/プレミアリーグ第10節 エバートン 1-2 マンチェスター・ユナイテッド (グディンソン・パーク)
前節はマンチェスター・シティとのダービーマッチで6失点を喫して敗れてしまったユナイテッド。そのシティ戦では開始8分で先制点を浴びたが、今節のエバートン戦ではさらに早い時間帯でゴールを許した。
前半5分、自陣でのビルドアップを奪われるとエバートンがショートカウンターを発動。その流れでアレックス・イウォビにペナルティアークからミドルシュートを打たれて、ゴール左に決められてしまった。
それでもユナイテッドは10分後に追いついてみせる。センターサークル内でボールを奪取したブルーノ・フェルナンデスがアントニー・マルシャルへ預けると、マルシャルは右ハーフスペースを爆走するアントニーにスルーパス。これを受けたアントニーが、エリア中央から落ち着いて流し込んでスコアを振り出しに戻した。
しかし、同点弾をアシストしたマルシャルが負傷してしまい、前半29分に交代。チームはクリスティアーノ・ロナウドを投入した。
するとこの男が、今季のリーグ戦で初めてネットを揺らす。前半44分、自らのパスミスを払拭するように自陣でボールを奪ったカゼミーロが、左サイドへ向けて長めのスルーパス。これを受け取ったC・ロナウドがエリア左に侵入し、GKピックフォードの右足横を射抜いてゴールを決めた。
背番号7の得点で逆転に成功したユナイテッドは後半を無失点に抑えて2-1で勝利。リーグ戦で今季5度目の白星を挙げている。