あの大逆転劇を演出したCKに再びスポットライトが当てられている。
■アンフィールドの奇跡を演出
10月7日はリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの誕生日。それを祝って、チャンピオンズリーグ(CL)公式ツイッターがとある動画を投稿した。
舞台は2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝、バルセロナ戦の2ndレグ。リバプールは1stレグを0-3で落として決勝進出は絶望的だったものの、第2戦はホームのアンフィールドで圧倒する。
前半7分に先制点を奪うと、後半9分と11分にもゴールを決めて2戦合計スコアを同点に。そして迎えた後半34分、奇跡の瞬間が訪れる。
チームは右CKを獲得し、アーノルドが蹴ろうとしたが、左利きのジェルダン・シャキリにキッカーを譲ろうとした。しかし、アーノルドはその瞬間、バルセロナの選手が集中力を欠いて守備陣形が整っていないことを把握。とっさの機転を活かして即座にボールを中に蹴り込むと、これにディヴォク・オリジが合わせてネットを揺らした。
これで2戦合計4-3とし、スコアをひっくり返したリバプールが決勝へ進出。“アンフィールドの奇跡”と呼ばれる世紀の大逆転劇を起こしたのだった。