■新天地で躍動

 堂安は今夏にPSVからフライブルクに移籍した。すると加入後すぐにスタメンを勝ち取り、ここまで公式戦11試合で4ゴールを記録。DFBポカール1回戦のカイザースラウテルン戦では延長後半に直接FKを沈めるなど、セットプレーのキッカーを任されるほど信頼されている。

 またヨーロッパリーグ(EL)のグループG開幕戦カラバフ戦では、前半15分に鮮やかなゴールをゲットした。右タッチライン際から縦方向に運ぶと、内側斜めに向かってドリブルコースを変えてカットイン。エリア内に侵入してから真横に運んで左足を振り抜いた。ボールはゴール左下へと吸い込まれていき、チームに追加点をもたらしている。このカットイン弾はELの週間ベストゴールにもノミネートされ、大きな話題を呼んだ。

 新天地でコンスタントに結果を残している堂安。これからも得点やアシストを量産し、多くの子どもたちに夢を与えるような活躍を期待したい。

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