■無理のなかった負荷のかかり方
――おふたりが試合前にテーマとして挙げていたように、チームとしての守備ができたのですね。
後藤「予想よりも、はるかによくできていたね」
大住「ディフェンスラインに無理がかかっているとか、ちょっと前線の負担が大きすぎるとか、どこかに無理がかかるということはなく、チーム全体の負荷が非常にバランスが取れていて、すごく一体感があったよね」
後藤「かつてないほど、うまくゲームを運んだよね。あれで早めに2点目を取れていたら、完璧な試合だったんじゃないかな」
大住「前半のうちに、もう1点取れていてもよかったしね。アメリカがちょっと拍子抜けという感じはあったけどね」
後藤「クリスティアン・プリシッチが欠場した影響もあっただろうね。現地では、どういう情報だったのかな」
大住「ケガらしいよ。翌日にはトレーニングできるだろう、と言っていたけど。おかげで攻撃陣にタレントが欠けた感じはあったとはいえ、アメリカは元気がなかったよね。そう見えるくらいに日本がうまくやっていたとも言えるけど」