欧州王者が33本のパスをつなぎ、サッカー日本代表FW古橋亨梧らセルティックを翻弄した1分37秒間! レアル・マドリードの驚異的プレー&ゴールに異次元の「1260万」再生の画像
クロースらレアル・マドリードは、古橋らセルティックを翻弄した 写真:PA Images/アフロ

 日本人選手も絡んだチャンピオンズリーグでのプレー動画が、驚異的な勢いで再生されている。チャンピオンズリーグの公式インスタグラムで公開された映像が、まさにケタ違いの1260万回以上の再生を記録しているのだ。

 チャンピオンズリーグの公式インスタグラムが、17日にある映像を公開した。日本時間今月7日未明に行われた、セルティックレアル・マドリードの対戦のものだ。

 旗手怜央も先発したセルティックはホームにレアル・マドリードを迎え、前半は0-0で終了と、何とか踏ん張っていた。だが、後半に入ると56分からの4分間で2ゴールを献上してしまった。

 今回取り上げられたのは、その2つのゴールではなく、試合を決定づける3点目だった。このゴールに至るまでの一連のプレーは、実はセルティックゴール前のFKから始まっている。直接ゴールを狙うこともできたはずだが、レアル・マドリードはボールを動かすことを選択。一時は自陣まで戻しながら、リスタートからゴールまでの1分37秒間、一度もボールを奪われることなくゴールを陥れているのだ。

 まさに、驚異的なポゼッションだ。まずはゴール前でのプレー再開で守備に動くセルティックの選手たちを、大きな展開で散らばしていく。交代出場していた前田大然古橋亨梧もボールを奪いにくるが、DFも含めたパス交換でボールホルダーに近寄らせることすらない。一度は古橋が特攻を仕掛けてきたが、フェルラン・メンディは闘牛士のように鮮やかにかわして見せる。

 縦に打ち込むパス、サイドを変えるボール、さらにルカ・モドリッチの右足アウトにかけたパスと、まさに自在にボールを動かすこと1分37秒。セルティックにとっては悪夢のような時間は、ゴール前に飛び込んだエデン・アザールのシュートで終止符が打たれた。かつてジーコは「シュートはゴールへのパス」と語ったが、アザールのパスの如き的確に射抜いたシュートも含めれば、実に34本のパスをつなぎ続けてゴールネットを揺らしたことになる。

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