勝たなくてはいけない試合に勝てないことは負けに等しい。
名古屋戦に続く引き分けという結果で、川崎の「優勝」というテーマは大きく遠のいた。
懸念していたアウェイ2戦だけだが、十分すぎる「引き分け地獄」だ。
「今日の引き分けは本当に選手みんなにとってメンタル的にきている。どうしても勝ちたかった試合だったので、すぐに切り替えろと言われても難しい。この後、試合が空くので、しっかり休んで、残り5試合。鬼さんも『信じていれば何かが起こる』と言ってくれた。鬼さんを信じて、チームとしてよい準備をして次に望むだけ」
3か月ぶりの今季3点目となる先制ゴールを挙げた小林悠はこう語った。
確かにサッカーだから何が起きるかは、わからない。だが、数字上は首位の横浜FMの優勝はほぼ動かない状況になってしまった。