ロサンゼルスFCに所属する元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニによるアシストが話題になっている。
■モドリッチのようなパス
キエッリーニは9月10日に行われたMLS第34節FCダラス戦でスタメンとして出場。0-0で試合を折り返そうとした状況下で、見る者を驚愕させるような素晴らしいパスを披露した。
前半49分、ボールをもらってハーフライン手前まで持ち上がり、相手DFの裏に抜けたクリスティアン・アランゴに向けて、左足アウトサイドでこすり上げるようにしてロングパスを送る。適度に回転のかかったボールが相手GKとDFラインの間に落ちると、アランゴは飛び出してきたGKの頭上を射抜くようにワンタッチでループシュート。後半に入る直前に先制点を奪うことに成功している。
キエッリーニの芸術的アシストには、SNSで数多くの称賛が送られた。特に多かったのが、アウトサイドでのキックを得意とする、レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチを絡めたコメントだった。
「モドリッチに変身」
「キエッリーニえぐぅうう」
「左利きのモドリッチみたいだね」
「キエッリーニ、MLSでモドリッチになる」
またスペインメディア『マルカ』も、「モドリッチは見覚えがあるだろう」という見出しでこのキエッリーニのアシストを取り上げている。