スポルティングCPに所属する日本代表MF守田英正がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)デビュー戦で、鎌田大地、長谷部誠が所属するフランクフルトを相手に1アシストを含む2得点に絡む活躍を見せた。
■1アシストの圧巻プレー
CLグループD第1節、フランクフルト対スポルティングが現地時間9月7日に行われ、アウェイのスポルティングが3−0の勝利を収めた。UEFAヨーロッパリーグ(EL)王者として臨んだフランクフルトだったが、初戦黒星発進となった。
フランクフルトでは日本代表MF鎌田大地やマリオ・ゲッツェ、エバン・ヌディカやランダル・コロ・ムアニらがスタメン出場。元日本代表MF長谷部誠は途中出場だった。一方、スポルティングでは日本代表MF守田英正やフランシスコ・トリンコンなどがスタメン入りとなり、守田、鎌田、長谷部の日本人対決が実現した。
前半をスコアレスで折り返すと、先制ゴールが決まったのは65分だった。ペナルティエリア左に侵入した守田がペドロ・ゴンサウヴェスからのパスを受けると、マイナスのパスを供給。マーカス・エドワーズが巧みなコントロールからゴールを決めた。CLデビュー戦となった守田が見事CLで初アシストを決めて見せた。
その2分後の67分、味方からの落としを受けた守田が絶妙な縦パスをダイレクトでゴンサウヴェスに送る。その後もボールが繋がり、ラストパスを受けたトリンコンがエリア左から左足のシュートを決めた。守田の縦パスが起点となり、スポルティングにゴールが生まれた。さらに82分には右からのクロスを冷静にトラップしたヌーノ・サントスがゴールを決めた。
試合開始早々の6分にイエローカードを受けた守田だったが、この試合でフル出場。ゴールに絡むプレーのみならず、中盤で相手のボールを刈り取り、積極的に縦パスを配給していた。