■スペイン代表に日本代表が先制!
新ユニフォームを着用した日本代表にとっての初陣にして、シミュレーションともなるこの一戦で、先制したのはサムライブルーだ。前半14分、中盤でインターセプトしたボールが右の伊東純也に渡る。快速ウインガーが右から上げたクロスに、南野が反応。相手DFの背後から強烈なヘディングシュートを繰り出し、ゴールネットを揺らしたのだ。
1点リードで折り返した日本代表だったが、53分、失点を許す。モラタがペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを放ち、スコアはイーブンに。直後、日本代表は交代カードを切る。伊東に変えて久保建英を投入したのだが、レアル・ソシエダに所属するこの背番号11が、勝ち越し弾を決めるのだ。
後半32分、ボールを持ってペナルティエリアに中央から侵入すると、相手の寄せが甘いところをついて左足シュート。相手GKが反応しても届かない速度のボールがゴールネットに突きささった。このまま試合は終了。結果は日本が2-1で勝利した。
新たなユニフォームには、「日本を、歓喜で染めろ。」というメッセージが込められているが、はたしてこの動画のように歓喜をもたらすことができるのか。
このユニフォームで日本代表が始動するのは今年9月にドイツ・デュッセルドルフで予定されているアメリカ戦(23日)。まずはここで勝利を掴み取り、その勢いのままカタールで歓喜を作り出す。