8月26日、FC東京が公式TⅰkTokを更新。8月27日19時にキックオフする柏レイソル戦へのまさかの対策を公開した。
この動画は、選手が直接FKを練習している様子を撮影したもののようだ。MF松木玖生が画面から消えると、続いてのキッカーはMF三田啓貴。三田は左足でチップキックを蹴ると、練習用の壁を通り越したボールは落ちる軌道を描きながらゴールネットを揺らした。
“まさかの対策”というのは、この直接FKを蹴る際の“BGM”だ。三田の近くに座るGK波多野豪が、手拍子をしながら、なんと、柏レイソルのチャントを歌っているのだ。大声で「柏 さあ行こうぜ 俺たちを揺らせー 柏 さあ輝け俺たちの誇りー」と声を張っており、三田はそのメロディの中で左足を振り抜いている。
この柏戦は敵地に乗り込んでの一戦となる。舞台となる三共F柏は、ピッチと客席が近いことで知られ、選手にとってもダイレクトにその応援が脅威となる。相手サポーターのプレッシャーに負けないように、練習段階から日立台を“再現”してトレーニングしているようだ。
ちなみに、同じ練習法をアーセナルのアルテタ監督も取り入れており、リバプールとの一戦を前に相手サポーターの応援歌を大音量で流してトレーニングを行っていた。ただ、柏―FC東京の試合は声出し応援が禁止されている。