シント=トロイデンVV(STVV)に所属する日本代表FW林大地がついにトレーニングに復帰した。
■ビーストが帰還
ビーストの愛称で知られる林は昨季途中から2トップの一角として主力に定着した。今季も開幕戦のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦でスタメンに名を連ねると、いきなり今季初ゴールを記録。第2節のヘント戦でもスタメン出場でゴールを決めて2試合連続のゴールとなった。
第3節のコルトレイク戦で林はゴールこそなかったものの、開幕から3試合連続のスタメン出場。そして第4節のアンデルレヒト戦でもスタメンに名を連ねたが、前半40分に相手DFと交錯し負傷交代を余儀なくされた。
ベルギーメディアの『Het Belang Van Limburg』などは林について「靭帯損傷で数週間の離脱が見込まれる」と報じ、主力FWが離脱となったことでSTVVは8月19日に元日本代表FW岡崎慎司を獲得。8月20日のオーステンデ戦で香川真司との2トップでいきなりスタメン出場を果たすと、フル出場でチームの今季初勝利に貢献した。
林が復帰することで、岡崎や香川とのポジション争いが発生しそうだ。STVVが8月25日にツイッターで画像と共に林のトレーニング復帰を報告。この投稿には「思ってたよりだいぶ早めに復帰できそうでよかったぁ」や「俺たちのビーストは止まらねえ」などの声があがっている。