■ゴールへ向かいたいが、同時にそれ以上の失点は許されなかった

 虎穴に入らずんば虎子を得ず、のような展開で試合が動きそうな気配が漂ったが、8分に痛恨の失点を喫してしまった。ペナルティエリア手前でパスをカットした畠中槙之輔がパスコースを探すと、背後から即時奪回を試みたベン・カリファにボールを攫われてしまい先制を許した。

 マリノスはアウェイゴールアドバンテージを失い、3点を奪ってもようやくタイ、次に失点すれば5点を奪わなければならなくなる、という状況に追い詰められた。ゴールへ向かいたいが、同時にそれ以上の失点は許されなかった。

最後にサポーターへの感謝を示した水沼宏太 横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島(20220810)撮影/原壮史

 すると14分、広島の背番号10森島が中央を抜け出そうとすると、横から止めに入ったのはセンターバックの角田涼太朗。懸命に足を伸ばしたが、そこにあるはずのボールは森島が次の一歩のために既に前に出しており、ファウルで止める形になってしまった。DOGSOの要件を満たし、角田は一発退場に。マリノスはディフェンスラインの維持のために藤田をベンチに戻すことになった。

PHOTO GALLERY 横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島(20220810)
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