サッカー日本代表・板倉滉が所属するボルシアMGが8月6日にブンデスリーガの開幕戦を迎えた。ホームにホッフェンハイムを迎え、見事3-1で勝利した。
1点ビハインドの状況を救ったのは、板倉のヘディングだった。前半42分、ボルシアMGは右コーナーキックを獲得すると、キッカーはMFヨナス・ホフマン。右足で蹴ったボールが、ゴールネットから離れる軌道でファーに向かう。
もともとファー気味に位置していた板倉は、バックステップをしてそのボールの落下点に入る。さらにジャンプしてそのボールを頭でゴール前に落とす。これに合わせたのは、左SBで先発出場したDFラミ・ベンセバイニ。ダイレクトでバイシクルシュートを放ち、ゴールネットに突き刺したのだ。相手GKも一度は手に当てたが、ボールの勢いが勝って阻むことができないものだった。
ボルシアMGでのリーグデビュー戦で、板倉は同点弾をアシスト。試合を振り出しに戻す働きをしたのだ。
チームは71分にFWマルクス・テュラムが逆転弾を奪うと、78分にDFニコ・エルヴェルディが追加点をゲット。板倉はフル出場し、チームは3-1で今季のリーグ開幕戦を白星で飾っている。